ほわっと鼻炎KF
howattシリーズ。ケトチフェンフマル酸塩を配合した鼻炎薬
ほわっと鼻炎KFの特徴
- ケトチフェンフマル酸塩は、花粉やハウスダストなどによるくしゃみ、鼻みずや鼻づまりなどの鼻のアレルギー症状にすぐれた効果があります。
- 本品は、口の中で溶かし、水なしでも飲める口腔内崩壊錠です。
効能・効果
花粉、ハウスダスト(室内塵)などによる次のような鼻のアレルギー症状の緩和:
くしゃみ、鼻みず(鼻汁過多)、鼻づまり
用法・用量
次の量を口中で溶かして服用するか、水又はお湯で服用してください。
年齢 | 1回量 | 服用回数 |
---|---|---|
成人(15歳以上) | 1錠 | 1日2回 朝食後及び就寝前 |
15歳未満 | 服用しないでください。 |
《用法・用量に関する注意》
- 花粉など季節性のアレルギー性鼻炎による症状に使用する場合は、花粉飛散期に入って症状が出始めたら、症状の軽い早めの時期からの服用が効果的です。
- 定められた用法・用量(必ず1回1錠、1日2回)を厳守してください
-
錠剤の取り出し方 【取り出しの絵】
右図のように錠剤の入っているPTPシートの凸部を指先で強く押して、裏面のアルミ箔を破り、取り出して服用してください。(誤ってそのまま飲み込んだりすると食道粘膜に突き刺さる等思わぬ事故につながります。)
成分・分量
本剤は、2錠(成人1日量)中に次の成分を含有しています。
成分 | 含有量 (2錠中) |
---|---|
ケトチフェンフマル酸塩 | 2.76mg(ケトチフェン:2mg) |
添加物:D-マンニトール、メタケイ酸アルミン酸Mg、ヒドロキシプロピルセルロース、タンニン酸、クロスポビドン、アスパルテーム(L-フェニルアラニン化合物)、クエン酸、l-メントール、香料、ステアリン酸Mg
使用上の注意
してはいけないこと
(守らないと現在の症状が悪化したり、副作用・事故が起こりやすくなります)
1.次の人は服用しないでください。
- 本剤又は本剤の成分によりアレルギー症状を起こしたことがある人。
- てんかん又はけいれん発作を起こしたことがある人。
- 15歳未満の小児。
- フェニルケトン尿症の人。(本剤はL-フェニルアラニン化合物を含んでいます。)
2.本剤を服用している間は、次のいずれの医薬品も使用しないでください
他のアレルギー用薬(皮膚疾患用薬、鼻炎用内服薬を含む)、抗ヒスタミン剤を含有する内服薬等(かぜ薬、鎮咳去痰薬、乗物酔い薬、催眠鎮静薬等)
3.服用後、乗物又は機械類の運転操作をしないでください
(眠気等があらわれることがあります。)
4.授乳中の人は本剤を服用しないか、本剤を服用する場合は授乳を避けてください
(動物試験で乳汁中への移行が認められています。)
5.服用前後は飲酒しないでください
相談すること
1.次の人は服用前に医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください
- 医師の治療を受けている人。
- 減感作療法等、アレルギーの治療を受けている人。
- 妊婦又は妊娠していると思われる人。
- 高齢者。
- 薬などによりアレルギー症状を起こしたことがある人。
- アレルギーによる症状か他の原因による症状かはっきりしない人。
- 次の症状のある人。
排尿困難 - 次の診断を受けた人。
気管支ぜんそく、アトピー性皮膚炎
2.服用後、次の症状があらわれた場合は副作用の可能性がありますので、直ちに服用を中止し、説明文書を持って医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください
関係部位 | 症状 |
---|---|
皮膚 | 紅斑、発疹、浮腫、かゆみ |
鼻 | 鼻血 |
精神神経系 | めまい、ふらつき、だるさ、頭痛、味覚異常、しびれ感、神経過敏、イライラ感、頭がボーっとする |
消化器 | 吐き気・嘔吐、食欲不振、胃部不快感、腹痛、口内炎 |
泌尿器 | 頻尿、排尿痛、血尿、残尿感 |
その他 | 動悸、ほてり、月経異常、体重増加 |
まれに下記の重篤な症状が起こることがあります。その場合は直ちに医師の診療を受けてください。
症状の名称 | 症状 |
---|---|
中枢神経症状 | 一過性の意識消失、けいれん、興奮等があらわれる。 |
肝機能障害 | 発熱、かゆみ、発疹、黄疸(皮膚や白目が黄色くなる)、褐色尿、全身のだるさ、食欲不振等があらわれる。 |
3.服用後、次の症状があらわれることがありますので、このような症状の持続又は増強が見られた場合には、服用を中止し、説明文書を持って医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください
口のかわき、便秘、下痢、眠気、不眠
4.1週間位服用しても症状がよくならない場合は服用を中止し、説明文書を持って医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください
(個人差等により薬の効果があらわれるまでに2週間位かかる場合もあります。)
5.次の場合は、医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください
症状の改善がみられても服用期間が2週間を超える場合